【 本と耳飾り 】
- Books & Earrings -
- 旅にでよう、本と耳飾りと。 -
旅というのは、未知へゆくこと。
知らない色彩。大地の姿。
異なる土地にも文化にも、自分同様生きる人々。
すべて感覚する未知と既知によって、
「自分自身」を確かめていく。
本というのは、普遍を知るもの。
時代も国も越えて感受される感性と知性。
⼈間という、果てしないものの探求。
それは自分を知ることだ。
生身ひとつで踏み出すとき、
耳飾りは勇気をくれる。
歩くたび、笑うたび、空を見上げるたび耳元で、
あなたに静かな光を添える。
歩み続ける肩の上に、小さく寄り添う旅の道連れ。
文章:天藍舎 中山里沙
Text by:Tenransha Lisa Nakayama
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